この記事では、オーダースーツを作る前に知っておくべきことの【中級編】について解説していきます。
せっかくのオーダースーツ。サイズ感だけじゃなく、細かいとこもこだわりたい!という方向けの記事となっております。
・自分に合ったサイズ
・生地や裏地、ボタンまで選べる
・デザインのディテールも組み合わせたい放題
「オーダースーツって最高!」
と感じる、ちょっと贅沢なスーツ作りをしてみましょう!
それではいきましょう!
①生地にこだわる
スーツの着心地を左右する大きな要素になってくるのが「生地」です。
生地にこだわるってなんだか贅沢ですよね。
生地の選び方は大きく3つ。
・デザイン(ストライプ / 無地 )
・質感(光沢 / 生地の荒さ)
・伸縮性
デザインについては、別記事で解説します。
質感はスーツの印象を決める大切な要素です。威厳のある印象を与えたり、涼しげで爽やかな印象を与ええたり。
生地の光沢感や荒さで大きく変わってきます。どのような印象を与えたいかで生地を選んでみると良いでしょう。
また、伸縮性も重要になります。タイトなシルエットにした場合、伸縮性のない生地だと着心地が悪かったり、座った時に突っ張りを感じてしまいます。
伸縮性のない生地を選ぶ際は、ゆとりを持った採寸を依頼しましょう。
②季節を考える
着用する季節によっても選ぶ生地を変えるようにしましょう。
夏に着用するスーツの生地を選ぶ場合、通気性や吸湿性が高い素材を選ぶと良いでしょう。
スーツの素材はおもに「ウール(羊毛)」と「ポリエステル(化学繊維)」が多く用いられます。
冬用のスーツの場合、ウール生地がおすすめです。
ウールは保温性が高いため、防寒効果も高い素材といえます。
一方、水濡れで縮むというデリケートな一面もあるため、注意が必要です。
着用後はハンガーにかけ通気性の良い場所で保管しましょう。
最近はクールビズが定着し、夏にスーツを着ることは少なくなっていますが、夏に着用するスーツの生地を選ぶ場合、通気性や吸湿性が高い素材を選ぶと良いでしょう。
夏場のスーツに適した素材として、リネンやコットンなどが挙げられます。
③デザインにこだわる
スーツのデザインは様々あります。
・衿(えり)の形 / 幅
・胸ポケットの形
・腰ポケットの形
・スラックスの裾(シングル / ダブル)
・プリーツ入れるか
・...
などなど。表には見えない部分でいうと、下記のようなディテールがあります。
・裏地(デザイン/ 総裏か夏仕様か)
・ジャケット内ポケットの種類
・シャツずれ防止か
・ネーム入れるか
・...
「見える部分」のデザインと「裏地」にこだわってスーツをつくると楽しくオーダーできるでしょう。
街中で「なんかかっこいいな」という人のスーツをみて「衿の形」や「ポケットの形」を観察してみると、結構様々な形があることに気が付くと思います。
ぜひ、スーツのデザインアンテナをはって、お気に入りのデザインを見つけて見てください。
まとめ
いかがだったでしょうか?ポイントをまとめると、
①生地にこだわる
②季節を考える
③デザインにこだわる
です。特に①と③についての知識を持って、いろいろなデザインのスーツを楽しむとことができると、一歩上級者なオーダースーツ選びができるますね。
おおまかなイメージを持っておくだけで理想のスーツを作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください!
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